変形性股関節症による足の付け根の痛みに悩んでいませんか?
痛みをかばって歩いていると、関節を支える筋力が低下し、さらに症状が悪化するという悪循環に陥りやすくなります。
股関節の負担を減らし、スムーズに歩き続けるために最も鍛えるべき重要筋肉の正体を解説します。
結論

変形性股関節症を発症してしまう要因として歩行時に骨盤を水平に保てないことが原因であると考えられます。
関節運動

歩く際に、股関節が内側に傾く場合、大腿骨頭は下方に転がり上方へ滑走します。
その結果、股関節の外上方に高い圧縮ストレスが集中して、股関節に負担がかかってしまい、疼痛を引き起こしやすくなってしまいます。
股関節累積負荷

股関節累積負荷とは、股関節にかかる1日の負荷量のことで、変形性股関節症の進行に関わる指標です。
歩行中に股関節が内側に傾く負荷と歩数の積で表されます。
股関節累積負荷が高いほど、股関節軟骨に加わる反復ストレスも増大すると考えられ、変形性股関節症を進行させてしまいます。
結果

股関節への負荷が蓄積することで、軟骨が傷みます。
削れた軟骨の破片が滑膜を刺激し、その滑膜が反応して炎症を起こし強い痛みが現れてしまいます。
◯◯筋の正体

そのため、骨盤の傾きを抑えなければなりません。
骨盤を水平に保つ筋肉は中臀筋と呼ばれる筋肉です。
中臀筋を鍛えることで股関節の負担が軽減します。
トレーニング方法

実際患者さんに指導したトレーニング方法です。
左側の運動では、横向きになり、上になっている足は伸ばしておきます。
息を吐きながら、足を外側(天井方向)へ上げて行きます。
この運動を1日10回3セット実施してみましょう。
右側の運動では、最初に転倒しないように片方の手で支えます。
痛くない方の足を上に持ち上げます。
その状態で10秒間足が落ちないように保ちます。
この運動を1日10秒3セット実施してみましょう。
トレーニング後の歩容

リハビリ前とリハビリ後の患者さんの歩行の様子です。リハビリ後では骨盤の傾きが軽減しているのがわかります
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2018年に健康科学大学を卒業し、理学療法士免許を取得。資格取得後は回復期リハビリ、障害者リハビリ、訪問リハビリにて様々な分野のリハビリテーションに携わる。2023年1月に3学会合同呼吸認定療法士取得。2023年11月MDSJパーキンソン病療法指導士取得。




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