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その杖、本当に合っていますか?後悔しない杖の選び方を理学療法士が解説!

「なんとなく選んだ杖」になっていませんか?

杖は「とりあえず」で選ばれがちであり、合っていないと、歩きづらさや疲れやすさにつながることがあります。

そのため、杖を正しく選ぶことで安心感が変わります。

ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

・なぜ杖を使用するのか?

杖を使用する目的は、

● 歩行時のバランス保持

● 足の負担軽減

のために使用されることが多いです。

そのため、歩行時にフラフラしていて転びそうな方や股関節や膝関節が痛い方が使用します。

・なぜ杖を使用するとバランスが安定するの?

杖を使用することで支持する面積が増えるため、重心が移動しやすくなり安定します。

また、重心が杖側の足に移動し、強い方の足で支えることができるため、バランスがとりやすくなります。

・杖を使用すると足の負担が軽減されるの?

杖を使用することで杖と脚に体重が分散され、脚への負担が軽減できます。

そのため、股関節や膝関節が痛い方が使用して歩くことで痛みが軽減できます。

・杖の種類と特徴

杖にはいくつかの種類があります。

その中でも4つ紹介します。

①T字杖

T字杖はふらつきを感じたときに、支えを得やすいため、安心感につながります。

また、杖先は、引っかかりにくい形状のため、屋外などの凸凹道でも使用しやすいです。

②多点杖

多点杖は、接地面が増えることで、重心が支えられる範囲が広がり、ふらついても立て直しやすくなるため、
歩行は安定しやすくなります。

③ロフストランド杖

ロフストランド杖を使うことで、体重を前腕や手に分散することで足の負担を軽減することができます。

④松葉杖

松葉杖を使うことで、体重を腋窩や手に分散することで足の負担を軽減することができます。

・杖の長さ・高さはとても大切!

杖の長さは、床面から足の付け根の高さに設定します。そのため、高さが調整できる杖を選びましょう!

杖は弱い足の反対側の手で持ち、15cm横、15cm前につきます(長さは適当で大丈夫です)。

・専門職に相談するという選択

杖でお悩みの方は是非PLUS Reha.にご相談ください。

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