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視床と記憶についてわかりやすく解説

視床出血、梗塞の患者さんで記憶障害 を経験した方はいますか?

視床の障害で記憶障害起きるのって思った方もいると思います。

今回は記憶障害が起きる視床の病巣とどのような記憶障害が起きるのかについて学んでいきましょう!

視床とは?

視床は皮質と脳幹の間にあるので、視床は中継点です。

受容器が発火して感覚刺激が入ってきて、脊髄を介して視床にいき、脳の感覚野(3野)にいきます。

どの核が記憶に関与する?

1.背内側核(MD核)

MD核は、Yakovlev回路として、認知機能や情動の抑制、動機付けなどに関与します。

入力:視床核、淡蒼球、小脳核→出力:前頭連合野

2.前核(A核)

前核は、Papezの回路の一部を担っており「記憶」に関与します。

入力:乳頭体や海馬→出力:帯状回後部

視床が損傷するとどうなる?

脳損傷後の出来事が覚えられない状態になる可能性があります。

前向性健忘で多いのは?

両側性損傷では、記憶障害は重篤化し、持続することが多いとされている。

まとめ

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