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これだけは知っておきたいパーキンソン病

皆さんはパーキンソン病はご存知でしょうか?

初めて聞いた方、リハビリを行なった方もいるのではないでしょうか?

今回はパーキンソン病の病態や症状について学んでいきましょう!

・パーキンソン病とは?

皆さんはパーキンソン病と聞いて何を思い浮かべますか?

中脳にある黒質緻密部が変性・脱落すると共にレビー小体が出現することで、ドーパミンという物質が減ることで起こります。

・パーキンソ病の4兆候

主な症状は、手足の震え、動作緩慢になる、筋肉がこわばる、転びやすくなるなどの症状が起こります。

・振戦

振戦とは、手、頭、声帯、体幹、脚などの体の一部に起こる、不随意でリズミカルな震えです。

振戦は、筋肉の収縮と弛緩が繰り返されたときに起こります。

ドーパミンが減少すると常に間接経路が促通されてしまします。

この状態が長期間続くと細胞の興奮が他者にまで影響を及ぼしてしまうことがあります。

そして、その影響を受けるのが淡蒼球の内節と外節です。

淡蒼球の外節は運動を抑制するのに対して淡蒼球の内節は運動を起こすことに関係します。

つまり、この2つが同時に働くことで運動の抑制と興奮が起こり震えとして出現します。

・無動

ドーパミンが減少すると、基底核の機能である抑制を強めることで運動を制限します。

・筋固縮

基底核は脳幹にある筋緊張を抑制する脚橋被蓋核を調整しています。

ドーパミンが減少すると、脚橋被蓋核を抑制してしまい活動することができません。

そのため、筋緊張を低下させることができず、常に筋緊張を亢進した状態を引き起こしてしまいます。

・姿勢反射障害

大脳基底核からの抑制性出力が強まり,視床を介して大脳基底核と神経ネットワークを形成している補足運動野の機能が低下して姿勢反射障害が起きます。

リハビリで意識してみよう!

視覚刺激,聴覚刺激などの運動前野や小脳など外発性随意運動を用いて運動してみよう!

・まとめ

  • 中脳にある黒質緻密部が変性・脱落するとともにレビー小体が出現することで、ドーパミンという物質が減ることで起こる。
  • 主な症状は振戦、無動、筋固縮、姿勢反射障害がある。
  • 大脳基底核が障害されることで、一次運動野や補足運動野が活動低下してしまう。
  • リハビリでは不快な感情を学習させないようにしよう。

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