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失行について分かりやすく解説

脳卒中患者さんで失行を経験した方は多いのではないでしょうか?

  • 箸を使うことができない
  • お茶を入れることができない等

今回は失行のタイプや病巣について 学んでいきましょう!

失行とは?

行為が障害される高次脳機能障害の1つです。

失行は使い慣れた道具を上手く操作できないといった症状が出現する。

古典的な3つの失行

①肢節運動失行・・・単純な動きの拙劣性をいう

②観念失行・・・複数物品の連続的な操作の障害

③観念運動失行・・・パントマイム、ジェスチャー、単一物品の実使用の障害

失行の病巣

①肢節運動失行・・・左半球の中心領域

②観念失行・・・左半球の縁上回と上側頭葉近辺の損傷

③観念運動失行・・・パントマイム、ジェスチャー、単一物品の実使用の障害

実際どうすればいいの?

①代償的アプローチ

着替えの場合

1番目は右裾を通す、2番目は左裾を通す、3番目は頭を通すというように声掛けをしながら動作を繰り返し行う。

②機能再建アプローチ

絵カードを使用し、動作を真似てもらう。

まとめ

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